新人研修は入社後、社会人としてのマナーからC言語の基礎まで充実した実習を、一人一台のPCを利用して行います。研修の目的は「パソコンに慣れる」「仕事の流れを覚える」事です。入社当時のプログラミング知識はさほど必要ではありません。採用時にプログラマーまたはシステムエンジニアとして適正ありと判断されれば、情報処理の知識が無くとも十分着いて来ることができます。プログラマーと言っても、ディスプレイに向かいキーボードを叩くよりも、作業の打ち合わせや構想を練っている時間の方がより重要です。
ですから、プログラム言語を限られた時間で無理に詰め込むことよりも、「何をどうしたら良いのか」というプログラムの大まかな流れを掴む実習が主になります。
1.就業規則説明
社内規則や給与のしくみ等について説明します。
2.社会人としてのマナー研修
電話、会話、応接マナー等、社会人として必要なマナーの研修をします。
3.基礎技術研修
- コンピュータの主なしくみ、構造について
- ネットワークの主なしくみ、各種記憶装置について
- プログラムの流れをフローチャートで学ぶ
- C言語の書き方について基本的なプログラム
(変数・判定・繰り返し・構造体・ポインタ・ファイル処理) - C++言語の書き方について基本的なプログラム
(名前空間・クラス・アクセス指定子・生成と消去・静的メンバ・継承・ポリモーフィズム)
4.OJT研修
- 実際の業務を通じて研修を行います。
- 技術を学ぶだけでなく、仕事の組み立て方・スケジュールの管理・社外社内の人との接し方など企業人として必要な事を幅広く学びます。